06722 ViXion01で視力の未来に安心を見た
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オートフォーカス アイウェア「ViXion01（ヴィクシオン ゼロワン）」を試用できるイベントに参加しました。 目の位置と視力をキャリブレーションすると、あとはどこを見てもオートフォーカスで対象物にピントが合います。すごい!!
メガネを凌駕しています。確かにこれはメガネと呼べませんね。
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テレビ東京WBSのトレたまで「2022 年間大賞」を受賞した製品です。WBSは時々見ますが知りませんでした。メガネ類に縁がないから気づかなかったのかもしれません。 実際に使ってみると「年間大賞」に納得。世に出たら、人と社会に与えるインパクト絶大でしょう。
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近視でも遠視でもないshio.iconが使って効果がわかるのか半信半疑でしたが、まったくの杞憂でした。目で見た対象がクリア。くっきり。
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メガネを持っていないとはいえ老眼歴は10年以上。だいたい30cmより近くなると文字が読みにくい。ミラーレスの背面モニターでカメラのピントを正確に把握できないことがあるのが最も不便。
VIXion01をかけて遠くを見たり近くを見たり。いずれもピントがスッと合う。くっきり見える。もしかしたら普段よりくっきりかもしれない。 手をかざすとその手のシワが明瞭。どんどん顔の方に手を近づけていくと、30cmよりも手前、20cm、10cmくらいまで来てもピントが合ってよく見える。すご〜い。
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近視、遠視、乱視、老眼。
どんな目にも適合するらしい。
確かに、普段眼鏡をかけている周囲の方々もみなさんクリアな視界を実感している。よく見えるそうです。
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老眼でも、こうして手元の字を読める。
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そのまま遠くも見える。
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理解した仕組みはこんな感じ。
まず人の眼球のメカニズム。
眼球のレンズである「水晶体（すいしょうたい）」が対象の距離に合わせて伸縮して厚みが変わることによりピントを合わせている。
水晶体を伸縮させているのは「毛様体筋（もうようたいきん）」という筋肉。水晶体をドーナツ型に囲んでいる。
毛様体筋が弛緩（リラックス）しているとドーナツの穴は大きくなり、水晶体が薄くなるから、遠くにピントが合う。
毛様体筋がキュッと緊張すると、ドーナツの穴が小さくなる。水晶体は厚くなり、近くにピントが合う。
「瞳孔（どうこう）」は目に光を取り込む穴。そのサイズをコントロールしている筋肉が「虹彩（こうさい）」。
老眼は、水晶体の弾力が低下したり、毛様体筋が衰えたり、虹彩の反応が鈍くなったりすることが原因。
毛様体筋はリラックスした状態をキープ。水晶体は薄く伸び、遠くを見る状態のまま。
ViXion01のレンズは伸縮性があり、水晶体の代わりをする。このレンズはだいぶ高価なものらしい。 ViXion01の眉間部にあるセンサーが対象までの距離を測り、それに合わせてレンズが伸縮し、水晶体と同様の働きをする。だから眼球の毛様体筋はリラックスしたままでOK。 https://flic.kr/p/2oK2LQQ https://live.staticflickr.com/65535/52995496728_eafee6a926_4k.jpg
価格は未定だそうです。
将来、shio.iconの老眼が進んでメガネが必要になる日が来ても、ViXion01（もしくはその後継機）があれば大丈夫、と不思議な安心感を抱きました。 https://youtu.be/drmJWfkYc_I
これは「メガネの再発明」かもしれない。
だとしたら「アイウェア」は「iWare」かしら（違）。
1枚目と2枚目の写真は加藤順子さんが撮影してくださいました。どうもありがとうございます!! https://flic.kr/p/2oJsCj3 https://live.staticflickr.com/65535/52989029334_4dbefc1d96_4k.jpg